縄文グルメとは?

縄文グルメとは、味噌も醤油も無い時代。

私たちの祖先、縄文人が「調味料」として使っていたじょうもん貝。

この古代の味を、現代の料理人たちがアレンジ!

新しい縄文カルチャーとして、千葉の新しいアイデンティティを創出する地域活性企画です。

縄文グルメの主役「じょうもん貝」

じょうもん貝(イボキサゴ)は、古代から現存する殻径2cm程度の巻貝です。

日本全国の内湾の浅瀬に生息しており、とりわけ千葉県木更津市の盤津干潟に大量に生息しています。

煮る、焼くなどして調理すると食用にする事ができますが、小型で食べづらい事もあり、現在では殆ど食べられる事はなく、市場価値もありません。

しかし、縄文時代の古代人が残したとされる千葉県内の貝塚にはこのじょうもん貝の貝殻が大量に残っており、発掘された貝層の8割以上をじょうもん貝が占めています。

身として食べられる部分は少いのに、食用貝より圧倒的な出土量があることから、塩も味噌も無い縄文時代に、このじょうもん貝を使うことで既に日本食の基本でもある『出汁』を取るという概念があったのではないかと提唱する研究者もおり、「世界最古の調味料」ではないかと言われております。

また、平安時代の文献からも、じょうもん貝の貝殻は、遊具として使われていたようで、今の「おはじき遊び」の原型ともいわれており、最近では戦前までは、畑の肥料などとして一般にも使われていた、身近な貝であります。

縄文グルメとしての活用

このじょうもん貝を使った取り組みとして、加曽利貝塚での縄文祭りで市内飲食店の協力のもと2017年より「縄文グルメイベント」を計4回行いました。

イベントは大盛況であったものの、その後の継続的な町ぐるみイベントとして継続させるには致命的な欠点があり、頓挫してしまいました。

その原因は「貝が邪魔」であることでした。

巻貝であることで出汁が取りにくく、大量に貝が必要であるため、保管に場所を取り、出汁を取った後の産廃処理がお店に大きく負担となったのです。

そこで、2021年に株式会社NBRI(千葉市花見川区)が、この取り組みに応じ、じょうもん貝の濃縮エキスを製作することに成功しました。

このエキスが完成したことで貝の処理問題が解決され、じょうもん貝を使ったちばの新しいご当地グルメ「縄文グルメ」を大きく進めることができました。

縄文グルメとは?

縄文グルメとは、味噌も醤油も無い時代。

私たちの祖先、縄文人が「調味料」として使っていたじょうもん貝。

この古代の味を、現代の料理人たちがアレンジ!

新しい縄文カルチャーとして、千葉の新しいアイデンティティを創出する地域活性企画です。

縄文グルメの主役「じょうもん貝」

じょうもん貝(イボキサゴ)は、古代から現存する殻径2cm程度の巻貝です。

日本全国の内湾の浅瀬に生息しており、とりわけ千葉県木更津市の盤津干潟に大量に生息しています。

煮る、焼くなどして調理すると食用にする事ができますが、小型で食べづらい事もあり、現在では殆ど食べられる事はなく、市場価値もありません。

しかし、縄文時代の古代人が残したとされる千葉県内の貝塚にはこのじょうもん貝の貝殻が大量に残っており、発掘された貝層の8割以上をじょうもん貝が占めています。

身として食べられる部分は少いのに、食用貝より圧倒的な出土量があることから、塩も味噌も無い縄文時代に、このじょうもん貝を使うことで既に日本食の基本でもある『出汁』を取るという概念があったのではないかと提唱する研究者もおり、「世界最古の調味料」ではないかと言われております。

また、平安時代の文献からも、じょうもん貝の貝殻は、遊具として使われていたようで、今の「おはじき遊び」の原型ともいわれており、最近では戦前までは、畑の肥料などとして一般にも使われていた、身近な貝であります。

縄文グルメとしての活用

このじょうもん貝を使った取り組みとして、加曽利貝塚での縄文祭りで市内飲食店の協力のもと2017年より「縄文グルメイベント」を計4回行いました。

イベントは大盛況であったものの、その後の継続的な町ぐるみイベントとして継続させるには致命的な欠点があり、頓挫してしまいました。

その原因は「貝が邪魔」であることでした。

巻貝であることで出汁が取りにくく、大量に貝が必要であるため、保管に場所を取り、出汁を取った後の産廃処理がお店に大きく負担となったのです。

そこで、2021年に株式会社NBRI(千葉市花見川区)が、この取り組みに応じ、じょうもん貝の濃縮エキスを製作することに成功しました。

このエキスが完成したことで貝の処理問題が解決され、じょうもん貝を使ったちばの新しいご当地グルメ「縄文グルメ」を大きく進められることができました。